前週末の米国株式市場で米ナスダック指数が安かったこともあり、日経平均は28084円で寄り付き、下落してスタート。
その後もグロース株中心にさえず、下げ幅を拡大する形になり、10時2分には27812円まで値を下げ、一時下げ幅は300円を超えました。
ただ、売り一巡後は、日銀が国債を特定の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知したことをうけて、円安が進行。
それとともに下げ渋る動きとなり、引けは▲205円の27943円で終了。
日経平均の連騰は9日でストップし、10日ぶりに反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
今日の下落は、短期間で急騰した反動での下げか
今日は10日ぶりに反落となりました。
日経平均は先週金曜日に一時200日線(今日の時点で28269円)を上回ったのですが、そこが一つの節目となっていることもあり、その水準で一旦押し戻される形となりました。
ただ、24681(3/9)から28338(3/25)まで、12日で3657円と、短期間で一気に上げてきたので、その反動で下げたというのが見方としては適当なのではないかと思います。
今日の下落で5日線(今日の時点で27893円)に近い水準まで押し戻されました。
一旦、巡航速度に戻る形となったので、勢いがあるのであれば、そこからすぐに切り返してくる動きになるのではないかと考えます。
なお、3/23と24で陽線が2本並ぶ並び赤が示現しています。
一般的に並び赤の示現は強気シグナルとなるのですが、仮にこれがセオリー通り、強気シグナルとみることができるのであれば、今日の下落で一旦一呼吸入れたあとに、再び上値を追う動きに回帰するのではないかと考えます。