前日の米国株市場は、経済指標の悪化などが警戒され、NYダウは3日続落。
ただ、日経平均株価は前日まで4日続落していたこともあり、28481円で寄り付き、30円程度高くスタート。
9時17分に28515円まで上げたのですが、そこから上値は重く、買い一巡後はマイナス圏に転じました。
10時53分に28282円まで下落し、下げ幅は170円程度まで拡がりました。
その後は、26日に予定されているジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を前に、いったんポジションを落とす動きが出て様子となり、▲139円の28313円で終了。
日経平均は5日続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
25日線を割れた場合の次の下値メドは、上げ幅の38.1%押しの27812円
今日は28282円まで下落したので、6/9の戻り高値28389円を割れてきました。
この水準を割れてきたので、次は25日線(今日の時点28181円)近辺が目途となります。
なお、29222(8/17)の高値からの下げ幅はこれで940円となったので、1000円に近いところまで下げる形になってきました。
25520(6/20)から29222(8/17)までの上げ幅が+3702円。
それに対して、下落が940円なので、上げ幅のちょうど1/4押してきた形になります。
上げ幅の38.1%押しは27812円となるので、25日線でも止まらない場合は、この水準が次なる下値のメドになると考えます。