前日の米株式市場では、NYダウが193ドル高と続伸。
これをうけて今日の日経平均は、28204円で寄り付き、140円程度高い水準でスタート。
その後、9時6分に28286円まで上げて、上げ幅が一旦200円を超えた後は、9時28分に28091円まで下げて上げ幅を縮小する場面もありました。
ただ、為替は円高方向に振れ自動車株の一角などが軟調でしたが、ハイテク株などは引き続き買われる形で、そこから再度盛り返して、大引けは+149円の28214円で終了。
日経平均は続伸となりました。
本日はメジャーSQで商いが膨らんだこともあり、売買代金は前日よりも増加して3.1兆円台でした。
調整が終わったかどうかの判断は、NY株の動き次第
本日は28286円まで上げたので、8/24の安値28282円を一時超えました。
また、25日線(今日の時点28269円)近辺まで戻してくる形になりました。
昨日、今日の反発で、29222(8/17)から27268(9/7)までの下げ幅▲1954円に対して、50%弱戻してくる形となっています。
今回の反発で、29222(8/17)からの調整が27268(9/7)で終わったのかどうかは、まだ判断がつきません。
8/26~29にかけて、28179~28608円の間でマドを空けて下げているので、今回の戻りは調整過程の中でマドを埋める所までの戻りで終わる可能性もあります。
調整が終わったかどうかの判断はNY株の動き次第となるのですが、NYダウは以下のとおり、ちょうど2段目の下げが終わったところになります。
1段目の下げ:34281(8/16) ⇒ 32828(8/24)
2段目の下げ:33364(8/26)⇒ 31048(9/6)
この先の展開の可能性として、以下のように2通りのパターンが考えられると思います。
①2段目の下げで34281(8/16)からの調整が完了する。
②2段目の下げから一旦戻りがあって、再度下げがあり、3段目の下げで調整が完了する。
どちらのパターンとなるのか、現時点ではまだ判断がつきませんが、ここから仮に1段目の下げの安値32828(8/24)を超えてくるようだと、上記①の可能性も出てくるのかと考えます。