前日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことを嫌気され、NYダウは1276ドル安と大幅に下落。
これをうけて今日の日経平均は、28132円で寄り付き、400円以上下げて開始。
9時12分に27795円まで下げて、下げ幅は800円を超えました。
その後は安値圏でのもみ合いとなり、▲796円の27818円で終了。
日経平均は5日ぶりに大幅下落となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.0兆円台でした。
今日の値下がりは1675銘柄で、値下がり銘柄が9割を超える
昨日まで4日続伸で、29222(8/17)の高値まで、あと500~600円程度に迫っていたのですが、前日のNY株安をうけて、日本株も売られました。
前日の日中安値が28530円に対して、今日の同高値が28141円なので、600円以上マドを空けて下げる形となっています。
また、今日の下落により、5日線(今日の時点で28251円)、25日線(今日の時点28291円)ともに割り込んでいます。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが131銘柄に対して、値下がりが1675銘柄で、値下がり銘柄が9割を超す形となっています。
今年の4月以降で、値下がり銘柄が1600を超えたのは、以下の4回あります。
8月29日:値下がり銘柄1635 ⇒ 翌営業日:+317円
8月2日:値下がり銘柄1620 ⇒ 翌営業日:+147円
7月12日:値下がり銘柄1654 ⇒ 翌営業日:+142円
4月7日:値下がり銘柄1630 ⇒ 翌営業日:+97円
この4回ともに、値下がり銘柄が1600を超えた翌営業日は一旦反発しているので、今回もそうなるかどうか、まずは明日の動きを見ていくところになるかと思います。
なお、反転し、早々に今日空けたマド(28141~28530円)を埋めてくれば、今日の下落は一時的な急落と見ることができますが、反発が弱いようだと、再度また売られる可能性はあると思われます。