前日の米国株市場で主要株価指数がFOMC通過後に売られたことから、リスク回避の売りが優勢となり、日経平均は27053円で寄り付き、260円程度安い水準でスタート。
10時42分に26955円まで売られ、一時、27000円台を下回りました。
しかし、その後は日銀の金融政策決定会合で現状維持が発表され、外国為替市場でドル高・円安が進んだことなどを受け、買戻しが入って13時22分に27197円まで戻しました。
そこからもみ合いとなり、大引けは▲159円の27153円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
調整の動きもそこそこいい所まで進んできているようにも思われる
今日は26955円まで売られ、27268(9/7)を割れてきました。
ただ、騰落レシオ(25日)は83.3%まで低下し、70%台に接近してきています。
また、株価指数と逆相関の動きとなる、日経平均VIの日中高値は22.97で、9/5につけた23.88を超えずに終わっています。
そのほか、29222(8/17)から27268(9/7)までの下げ幅▲1954円と同程度の値幅を28659(9/13)の戻り高値から下げるとすると、下値の目途は26705円となります。
今日の安値は26955円まで下げているので、この下値の目途に接近してきています。
これらの点からすると、調整の動きもそこそこいい所まで進んできているようにも思われます。
一方で、28659(9/13)の戻り高値からの調整日柄は、今日の時点で7日(両端入れ)です。
29222(8/17)から27268(9/7)までの調整日柄は16日なので、これと同程度の日柄で調整があるとすると、あと1~2週間程度はまだ調整が続くということになります。
NY株が不安定なので、まだ調整が継続するかもしれないのですが、29222(8/17)から続く調整局面は8~9合目あたりまで進んできているのではないかと思われます。