前週末の米国市場で金融引き締めの長期化懸念から株安となったことが嫌気され、米国株の主要指数は下落しました。
これをうけて今日の日経平均は、27741円で寄り付き、安寄りで開始しました。
ただ、寄り直後に27734円まで下げた後は切り返しに転じて、14時22分に27865円まで値を戻しました。
大引けは▲58円の27842円で終了。
日経平均は小反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
安寄りで始まったものの、切り返して陽線で引ける
今日は安寄りで始まったものの、切り返して引けたので、下落となりましたが、日足は陽線となりました。
27842円で引けたので、5日線(今日の時点で27778円)よりも上で終わり、同線も前日の27773円よりもやや上向きました。
25日線は27929円なので、その水準をまだ回復できていませんが、27415(12/8)からの反転基調はまだ継続しているとみられます。
今週は12/14にFOMCが開催されるので、そこまでは様子見で、方向性は出てこないと思われるのですが、そこを通過した後に動きが出るのかが注目されるところです。
なお、28502(11/24)から27415(12/8)までの調整が日柄で11日(両端入れ)なので、調整日柄としてはやや短いため、27415(12/8)の安値を再度割り込む可能性もゼロではないと思います。
が、11/24の28502円の戻り高値から27415(12/8)までで、2段下げの形にはなっているので、28502(11/24)からの調整が27415(12/8)で終了した、と一応見ることができます。
よって、このまま27415(12/8)の安値を維持して戻り基調を維持できるかどうかは短期的な注目ポイントになります。
なお、11/24の28502円の戻り高値を超えてくると、27415(12/8)から2段上げが開始したとみる事ができると思われます。