前日の米国株市場で主要3指数が上昇した流れを引き継いで、日経平均は26552円で寄り付き、高寄りで開始。
9時2分に26585円まで上げた後、10時37分に26399円まで下押し、前日比10円程度プラスの水準まで値を下げました。
そこから買われて、引けは+120円の26507円。
日経平均は6日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
日銀の金融政策変更の影響が尾を引いており、反発しているものの、上げが鈍い動き
昨日まで5日続落となっていた反動もあり、今日は反発しました。
ただ、日足の形状は小陰線で、反発力には欠ける動きでした。
前日の米国株市場の主要3指数は陽線で、5日線を超える反発だったのですが、日本株は日銀の金融政策変更の影響が尾を引いて上昇してはいるものの、反発力には欠ける展開となっています。
6日ぶりに反発となったものの、まだ今日の動きで切り返しに転じたとは言えないので、明日以降の動きも見ていく必要があるかと思います。
なお、日経平均が切り返しに転じたと言えるためには、少なくとも短期線である5日線を超えてくる必要があるのですが、同線は今日の時点で26845円なので、まだ日足線との乖離があります。
まずは5日線を超えて、同線が上向きに転じてくると切り返しに転じた可能性が出てくるので、当面はこのような動きが見えてくるのかどうかを注視していく局面かと考えます。