先週末の米国株市場で、米長期金利の上昇を嫌気してハイテク株が売られナスダック指数は安かったものの、景気敏感株やディフェンシブの一角が高くNYダウは3日ぶり反発して終了と、高安まちまちの展開でした。
これをうけて今日の日経平均は、27550円で寄り付き、120円程度安い水準でスタート。
その後、10時30分に27266円まで下げて、一時下げ幅は400円を超えました。
ただ、そこから切り返して下げ幅を縮小して、大引けは▲243円の27427円で終了。
日経平均は反落しました。
売買代金は2.6兆円台でした。
25661(1/4)の安値から、5波構成の戻りが進行中か?
日本時間あす夜に発表される1月の米消費者物価指数を前に買いが見送られ、下落する動きとなりました。
なお、日経平均は25661(1/4)から27821(2/6)まで、2160円上昇。
その後、27266円まで下げて、直近の戻り高値から555円下落する動きとなっています。
ただ、本日、27266円まで下げて、200日線(今日の時点で27248円)近辺まで下げた後、切り返す動きとなっています。
27821(2/6)から日柄で6日下落(両端入れ)して、200日線近辺まで下げた後、下げ渋る動きとなっているので、ここから200日線を下値に切り返す動きに転じることができるのかが焦点となります。
なお、25661(1/4)で安値をつけてからの動きは、以下のような5波構成の戻りが進行中と見えます。
1波:25661(1/4)⇒26547(1/12)
2波:26547(1/12)⇒25748(1/16)
3波:25748(1/16)⇒27821(2/6)
4波:27821(2/6)⇒現在進行中
仮にこの見方が正しいとしたら、4波目の安値をつけたあとは、5波目の上げに転じて、直近の戻り高値である27821(2/6)を抜けてくるのではないかと考えます。