前日の欧米株市場が上昇だったことをうけて、今日の日経平均は27985円で寄り付き、60円程度高く始まりました。
その後も買い優勢で、14時46分に28121円まで上昇し、前日比で200円高までいきました。
大引けは+159円の28082円で終わり、引け値で28000円台にのせて終了。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は2.4兆円台でした。
上値抵抗ラインを抜けると、戻りのピッチが速くなり、上値追いの勢いが増す展開になる可能性も考えられる
今日の日中高値は28121円まであったので、昨日の高値28068円を抜けてきました。
これで4/4の高値28287円まで、あと200円程度の水準まで戻す形になりました。
ここから4/4の高値28287円を抜けてくると、2021年の高値30795円と2022年の高値29222円を結んだ上値抵抗線抜けを再び試す展開となってきます。
なお、前回、上値抵抗ライン抜けを試したのは3月の上旬でした。
この時は、3/9に28754円までつけ、一瞬ではあるのですが、当該上値抵抗線を超えてきました。
ただ、そこが目先の天井となり、26632(3/16)まで短期間で2000円程度下落しました。
この際、3/9の記事で、「上値抵抗ラインを明確に上に抜けてきているので、買い優位性の流れはしばらく続くと思われます」と書いたのですが、その後短期的に急落したので、その時の見方はやや早計でした。
日経平均は昨年11/24につけた高値を抜けてくる。買い優位性の流れはしばらく続くか
前日の米国株市場で、パウエルFRB議長の米下院での議会証言が前日同様タカ派的な内容だったことや、朝方発表された2月のADP全米雇用リポートも事前予測を上回り、NYダウは下落でした。ただ、今日の日経平均は28648円で寄り付き、200円程度高...
ただ、今度、上値抵抗線を抜けてくると、前回と同じように、一瞬上値を抜けた後、下落するという動きにはならないと思います。
むしろ、上値抵抗線を抜けたことで、戻りのピッチが速くなり、上値追いの勢いが増す展開になる可能性も考えられますので、再度、上値抵抗ラインを抜けた場合は、その後の動きに期待したいと思います。