前日の米国株市場で、パウエルFRB議長の米下院での議会証言が前日同様タカ派的な内容だったことや、朝方発表された2月のADP全米雇用リポートも事前予測を上回り、NYダウは下落でした。
ただ、今日の日経平均は28648円で寄り付き、200円程度高い水準でスタート。
9時7分に28734円まで買われましたが、そこから伸び悩んで9時32分に28558円まで値を下げました。
その後は値を戻して、大引けは＋178円の28623円で終了。
日経平均は5日続伸。
売買代金は前日よりもやや増加して2.8兆円台でした。
TOPIXも、2021年9月につけた高値まで、50ポイント程度の所まで迫る
昨日の日経平均の日中高値が28469円に対して、今日の同安値が28558円だったので、90円程度マドを空けて上げる形になりました。
また、今日の日経平均は28734円まで買われたので、昨年11/24につけた28502円の高値を抜けてきました。
TOPIXも2071.6まで買われたので、2021年9月につけた高値2120.18に、あと50ポイント程度の所まで戻しました。
日経平均は注目されていた高値を抜けてきたので、上値追いの勢いが強まるかとも思ったのですが、最終的に寄り値近辺で引ける形となったので、日足は十字線っぽい足をつける形になりました。
夜間市場で、日経平均先物が下落しているので、ここら辺りで一息入れるのかもしれません。
ただ、注目された高値を抜けて、021年9月につけた高値の30795円と、2022年8月の高値29222円をつなげたラインも明確に上に抜けてきているので、買い優位性の流れはしばらく続くと思われます。
