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この後の戻りが鈍いと、5月に当面の戻りのピークをつけて、秋口にかけて調整する、というパターンもありうると想定

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前週末の米国株市場で発表された4月の米製造業PMIが市場コンセンサスを上回り、好不況の分水嶺とされる50を上回ったことで、米景気失速に対する懸念は後退し市場センチメントが改善。

米国株が小幅高だったことを受けて今日の日経平均は、28631円で寄り付き、60円程度高く始まりました。

10時18分に28680円まで上げたのですが、そこから値を抑えられる展開となり、14時48分に28567円まで値を下げて、前日終値並みまで下落しました。

その後、やや戻して大引けは+29円の28593円で終了。

日経平均は、小幅反発で取引を終えました。

ただ、商いは薄く、売買代金は2.0兆円台でした。

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これまでと同程度の戻り期間だと、5月10日~23日がピークアウトの警戒期間

日経平均は先週金曜日に28778円まで上げて、3/9の28734円の戻り高値を抜きました。

ただ、その後失速となり、大引けはマイナスで終了。

本日も反発となったものの、伸びは鈍く、先週の火曜日まで8日続伸となった後は、戻り高値圏で横ばいの動きとなっています。

日経平均は26632(3/16)から反転する動きとなっているのですが、今日で日柄は27日(両端入れ)となっています。

2021年9月につけた30795円の高値からの戻り局面で、戻りの日柄が30日以上あった局面は、以下の3回あります。

①25520(2022年6月20日) → 29222(8月17日):41日

②25621(2022年10月3日) → 28502(11月24日):36日

③25661(2023年1月4日) → 28734(3月9日):45日

26632(3/16)から仮に②と同じ日柄を戻す形になると、5月10日がピークとなります。

同様に、①と同じ日柄を戻す形になると、5月17日がピーク。

③と同じ日柄を戻す形になると、5月23日がピークとなります。

なお、現在水星が逆行中で、逆行期間は4月21日から5月14日なので、この間に、当面のピークを付ける、という可能性もあります。

 

まだ戻り地合いは継続とみていますが、ここから戻り方が鈍いような形になると、5月に戻りのピークをつける可能性が強くなってくるのではと考えています。

ここから出来高が増えて、上げが加速して2021年9月につけた30795円の高値を抜けてくるような展開になれば別ですが、ここから上げたとしても当該高値まで届かず、出来高もそれほど増えてこないような展開になると、5月に当面の戻りのピークをつけて、秋口にかけて調整する、というパターンもありうるので、ここからの動きはより注意してみていく必要があるかと考えています。

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