今日の日経平均は、前日の欧米株市場が全面安商状に売られたことを受け、朝方は安く始まり、30599円でスタートしました。
9時2分に30556円まで下げたのですが、その後は切り返す展開に。
半導体関連に物色の矛先が向き、とりわけ日経平均寄与度の高い値がさ株の上昇が日経平均を押し上げて12時37分に30889円まで上昇。
そこからやや押し戻されたものの、プラス圏を維持し、大引けは+118円の30801円で終了。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
売買代金は3.4兆円台でした。
NYダウは、5/4につけた32937ドルを割れてきたが……
前日の米国株市場で、NYダウは32754ドルまで下げて、5/4につけた32937ドルを割れてきました。
しかし、日経平均は朝方こそ安かったものの、その流れは引きつかず、反発となりました。
引け値で5日線(今日の時点で30867円)を回復できなかったものの、同線は上向き基調を維持しているので、上昇基調はまだ継続している形となっています。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが726銘柄に対して、値下がりが1010銘柄で、値下がり銘柄が優勢となっています。
また、日経平均は反発した一方で、TOPIXは下落で、5日線が下向きに転換しています。
というわけで、今日の動きだけでは、上昇基調継続なのか、あるいは、目先ピークアウトしたのか、判断しづらいところです。
明日も上昇で、続伸となると、まだ上昇基調継続という見方の方がやや強くなってくると思われます。
なお、米国株市場で、とりあえずNYダウは、昨日の段階で200日線近辺(昨日の時点で32774ドル)で止まっています。
NYダウがこの水準で踏みとどまり、反転してくると、NYダウが下振れするリスクが高くなるという見方が間違っているということになります。
一方で、200日線も割れて、31429(3/15)の安値も割り込むようだと、下振れするリスクはより高くなると思われます。