前日の欧州株市場で主要国の株価指数が総じて高かったことや、米国株市場でも主要指数が小幅ながらプラス圏を維持したことを受けて、日経平均は32618円で寄り付き、110円程度高い水準でスタート。
9時6分に32708円まで上昇しました。
しかし、買い一巡後に日経平均は先物主導で値を崩す展開となりました。
引けにかけて売りが続いて▲593円の31913円で終了。
日経平均は5日ぶりに大幅下落となりました。
売買代金は4.6兆円台と膨らみました。
コロナショックの時と同程度の期間の上げがあるとすると、今年の年末あたりまで上げが継続する形になるか?
今日は高寄り後に下落して安値引けとなったので、日足の形状は、昨日の陽線を陰線で包み込むような形となりました。
今日の下落により、5日線(今日の時点で31862円)に近いところまで下げています。
とりあえず、今日の動きだけみると、目先上げ一服となる可能性が出てきています。
仮に明日マドを空けて下げて終わる形となると、その可能性が出てきますが、ここからまた切り返す可能性もあるので、まだ今日1日だけの動きでは判断できないところです。
なお、今日の売買代金が4.6兆円台まで膨らんできている点からみても、仮に目先上げ一服となったとしても上昇トレンドがここで途切れるということはないと思います。
コロナショックがあった後は2020年3月~2021年2月までほぼ一本調子で上がりました。
今回の上げの起点を25661(2023年1月4日)とみて、仮にコロナショックの時と同程度の期間の上げがあるとすると、今年の年末あたりまで上げが継続する形になります。
現状、強い上昇トレンドが発生しているので、当面の間はロングポジションを維持し、この流れについていく形がよいのではないかと考えます。