前週末の米株高や為替のドル高・円安を好感し、今日の日経平均は33128円で寄り付き、300円以上高く始まりました。
10時13分に33402円まで上昇し、一時上げ幅は600円を超えました。
そこから13時40分に33025円まで押し戻されたのですが、その後再び買われて大引けは+412円の33172円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は膨らんで5.1兆円台でした。
TOPIXは一足早く高値超え
先週金曜日の日経平均の日中高値が32846円に対して、今日の同安値が33025円だったので、170円程度マドを空けて上昇。
また、7/27につけた32938円の戻り高値も明確に抜けてきました。
日経平均は6/19につけた高値33772円はまだ超えることができていないのですが、TOPIXは、今日の日中高値が2230.12まであったので、7/3につけた高値2321.53を超えてきました。
これにより、日経平均も6/19につけた高値33772円を抜ける方向にこれから動いてくると見込まれます。
なお、米国では、s&p500が4600近くまで上げてきて、2022年1月につけた高値4818.62に接近してきています。
s&p500はここから高値を抜いてくる可能性があるとみていますが、米国では、昨年7月に逆イールドが発生してから1年経過しております。
過去のデータでは、逆イールドが発生してから平均15か月程度で株価がピークをつけるというデータもあるので、今年10月前後に米国株の株価がピークアウトするかもしれません。
米国株がピークアウトすると、日本株にもその影響が出る可能性があるので、日経平均が高値を抜けて9月ぐらいにかけて上げていくような展開となった場合は、一旦、ポジションを落とした方がよいかもしれないと考えております。