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米国では逆イールド示現から20か月程度を経過

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前日の米国株市場で、NYダウは小幅に上昇でしたが、米長期金利上昇を背景にハイテクセクターが冴えず、ナスダックは軟調でした。

これを受けて今日の日経平均は、38591円で寄り付き、100円程度安い水準でスタート。

9時29分に38400円まで下げて、一時は300円程度マイナスとなる場面もありました。

しかし、その後は切り返しに転じて、15時ちょうどに38840円の高値をつけて、大引けは+111円の38807円で終了。

日経平均は4日ぶりに反発となりました。

売買代金は4.3兆円台でした。

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過去6回の逆イールド発生から株価がピークアウトするまでの期間は、6回中4回が18~22か月のレンジにおさまっている

日経平均は3/7に40472円で高値をつけて、3/11にマドを空けて868円安と大きく下落。

3/12に38271円まで下げたあと、切り返す動きとなっています。

現状は25日線(今日の時点で38714円)あたりが下値となり、下げ渋る動きとなっています。

日経平均は今週初めに大きく下げて、これまでの急ピッチの上げ基調からやや変調をきたす動きとなっていますが、NY株は比較的堅調で依然として高値圏を維持しています。

これまでの想定では、ドル円が頭打ちとなり、NY株もピークアウトして日本株も下げに転じるというパターンを想定していたのですが、いまのところは、ドル円は頭打ちが濃厚となっていますが、NY株は堅調なので、変調の兆しは今のところはまだ見えていません。

ただ、2022年7月あたりから、米国の短期金利(2年物)が長期金利(10年物)を上回る逆イールドの状態が発生しているのですが、今年の3月で20か月程度の期間が経過していることになります。

過去6回の逆イールド発生から株価がピークアウトするまでの期間をみてみると、6回中4回が18~22か月のレンジにおさまっています。

ということは、逆イールド発生から、20か月程度経過している現状のタイミングは、過去のレンジの中のちょうど真ん中あたりに位置していることになります。

今回も過去と同じようなタイミングでピークアウトするかどうかはわかりませんが、一応、その点は念頭においてみておいた方がよいのではないかと考えております。

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日経平均

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