先週末の米国株市場は下落でした。
が、今日の日経平均は、38960円で寄り付き、250円程度高い水準でスタート。
その後も上値を伸ばす展開となり、15時に39769円で高値をつけて、+1032円の39740円で終了。
日経平均は急反発となりました。
売買代金は4.6兆円台でした。
今日の上げで、日経平均は3/7につけた40472円の高値を再度回復する可能性も出てきた
日経平均は3/11に868円安と大きく下げていたのですが、本日、1032円の上げとなったことで、そこで下げた分を取り戻しました。
また、3/8~11にかけて、39241~39551円でマドを空けて下げていました。
しかし、今日、39769円まで戻したことで、当該マドを埋めてくる形となりました。
米国株市場では、フィラデルフィア半導体指数であるSOX指数が25日線近辺まで下げてきており、ここで踏みとどまるかどうか、試練の局面になるかとも思っていたのですが、今日の日本株の反発で25日線近辺で踏みとどまり、再び切り返す可能性も出てきました。
ドル円についても、2/13に150円88銭で戻り高値をつけたあと、3月上旬に146円半ばあたりまで下落し、200日線近辺まで下げた後、今日の時点で149円あたりまで戻す動きになっています。
これまで、日経平均は、3/7につけた40472円で一旦ピークアウトとなった可能性を考えていたのですが、以上のような動きから、再度高値を試す可能性も出てきました。
ただ、一部の半導体関連株に割高感は出てきていると思いますので、ここから更に上値追いとなる可能性はあるものの、どこかで調整に入る可能性もあると思います。
よって、現時点では、先行きをやや慎重に見ておいた方がよいのではないかと考えております。