今日の日経平均は38066円で寄り付き、40円程度安い水準でスタート。
9時10分に37911円まで下げて一時38000円台を割り込んだものの、そこから切り返しに転じて14時54分に38365円まで上昇。
大引けは+178円の38288円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は3.2兆円台でした。
日経平均は、38000円台に乗ったあたりから上値追いの勢いがやや弱まる
日経平均は31156(8/5)の安値から上昇に転じて、38424(8/23)まで上昇。
上げ幅は+7268円。
42426(7/11)から31156(8/5)までの下げ幅は▲11270円なので、その間の戻り率は64.5%。
下げ幅の61.8%戻りが38120円なので、下げ幅の61.8%戻りを達成し、38000円台に乗ったあたりから上値追いの勢いが弱まってきました。
上値追いの勢いが弱まると共に、商いも減少傾向で、売買代金も3.2兆円台まで減ってきています。
ここからさらに上値をとってくるかどうかは米国株次第になると思うのですが、昨晩NY市場でNYダウは41420ドルまで上昇し、下落前の高値41376ドルを更新してきました。
S&P500の高値は5651.62で、下落前の高値5669.67は更新できていませんが、高値更新まであとわずかの所まで来ています。
一方でナスダックのここまでの戻り高値は18017(8/22)で、下落前の高値18671(7/11)まで少し間があります。
昨晩は、NYダウは上昇で高値更新となったものの、ナスダックは下落となりました。
ここからナスダックもNYダウを追随する形で上昇し、高値を更新してくれば問題ないのですが、高値を抜けずに反落する形になると、ナスダックとNYダウの間でダイバージェンス状態が示現する形になります。
当該状態の示現はトレンド転換を示唆するものになる場合もあるので、ここからの米国株、特にナスダックの動きが注目されます。
なお、直近では28日にエヌビデアの決算があるので、当該決算の結果を受けてマーケットに動きが生じるか否かという所が目先は注目かと思われます。