前日の米国株市場で、NYダウが下落となったものの、ハイテク株に強い銘柄が目立ち、ナスダック総合株価指数は4日続伸でした。
これをうけて今日の日経平均は、38933円で寄り付き、小幅安で開始した後、9時6分に38995円まで上げて一時プラスに転じました。
しかしそこからは先物主導で売りに押されて、10時15分に38200円まで下落。
その後はもみ合いとなりましたが、大引けは▲542円の38411円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は3.8兆円台でした。
二番底をつけた後は、高値更新に向けた反転上昇に転じる形か
日経平均は10月15日に40257円まで上げて、9月27日につけた39826円を抜けました。
これで更に上値を伸ばすかと思ったのですが、翌日にマドを空けて下落。
そこからマドを埋めることなく、連絡陰線が続き、じりじりと値を下げる展開でした。
そして本日、一時700円程度下落して、25日線をやや下回る所まで下げてきました。
一方、TOPIXは10月7日に2752.04まで上げて9月27日につけた2743.75を早々に抜けてきたのですが、そこから陰線が続く形になり、日経平均が戻り高値をつけた10月15日も高値は2739.85までで、10月7日の高値を超えられませんでした。
ここで変調の兆しは出ていたのですが、想定よりも戻りの勢いがよかったので、やや見誤りました。
ここまでの動きを見る限り、31156(8/5)でつけた安値からの反転は40257(10/15)で一旦終了。
以降、この戻りを一旦引き戻す調整の動きに入っているのかもしれません。
ただ、31156(8/5)で当面の安値はつけたとみられるので、しばらくは二番底の落ち着きどころを探る展開になると思われます。
二番底をつけた後は、40257(10/15)を抜けて42426(7/11)を目指す展開に移行する形になるかと考えます。