前日の衆院選挙の結果が嫌気され、今日の日経平均は37757円で寄り付き、下落してスタート。
ただ、与党の過半数割れは相場に織り込まれていたとの見方から、その後は反発。
14時4分に38740円まで値を上げました。
大引けは+691円の38605円で終了し、日経平均は大きく反発となりました。
売買代金は3.8兆円台でした。
短期的にやや売られ過ぎだったので、今日は選挙の結果は織り込み済みとのことで反発
日経平均は10/15に40257円で戻り高値をつけた後、10/24に37712円まで、8日(両端入れ)で2545円下落しました。
ただ、10/25の時点で、騰落レシオ(6日)が38.54%、騰落レシオ(25日)が88%まで下落して、短期的にやや売られ過ぎだったので、今日は選挙の結果は織り込み済みとのことで反発となりました。
今日の上昇で200日線(38292円)は回復となり、5日線(38235円)の水準も回復しました。
5日線割れは10/16から続いていたので、9日ぶりに同線を回復する形になりました。
ここから反転継続するためには、まずは5日線が上向きに転じてくる必要があるのですが、そのためにはまずは10/22の引け値(38411円)以上を明日回復する必要があります。
なお、ここから反転して40257(10/15)を抜けてくると、調整は10/24の37712円で終了となりますが、42426(7/11)の高値をつけてからの動きをみると、以下の①、②ともに二段下げ、もしくは二段上げの形状になっています。
①下落:42426(7/11)⇒ 31156(8/5)
②反発:31156(8/5)⇒ 40257(10/15)
40257(10/15)からの調整もこれにならって、二段下げの形態になると、10/24の37712円から一旦反転するものの、40257(10/15)は抜くことができずに再度下落する形になります。
まだどちらのパターンになるか、想定はしづらいのですが、いずれのパターンでもここでの調整が終了した後は反転に向かい、42426(7/11)の高値をいずれ抜けてくる形になると考えます。