本日の日経平均は39745円で寄り付き、260円程度高い水準でスタート。
9時4分に39884円まで上昇しましたが、前日にトランプ前大統領の勝利を先取りする形で1000円超上昇した反動もあり、そこから下落に転じました。
10時9分に39022円まで下げて、一時下げ幅が400円以上となる場面もありましたが、そこから下げを縮小する展開となり、大引けは▲99円の39381円で小幅下落となりました。
売買代金は前日よりも大きく増加して6.0兆円台でした。
日経平均は10/15~16で空けたマドを埋めた後、下落。早期に切り返せるかがポイント
前日のNY市場は大幅高で、主要指数は高値を更新しました。
特に、ナスダックは10/30~31にかけてマドを空けて下落しており、このマドを早々に埋められないとちょっと厳しいかと思っていたのですが、昨日、当該マドを埋めて高値も更新する展開となりました。
日本株については、TOPIXが10/7に2752.04で戻り高値をつけた後、なかなかそれを超えられないという動きが続いていたのですが、本日、2764.21まで上昇したことで、こちらも戻り高値更新となりました。
一方、日経平均は10/15に40257円で戻り高値をつけたあと、39362~39910でマドを空けて下落していました。
これも早期にマドを埋められないままだと下げに転換する可能性もあったのですが、本日、39884円まで上昇しているので、一応、マド埋めは果たしたということになっています。
ただ、マドを埋めた後、下げているので、再び切り返して今日の高値39884円を抜けるかという所がポイントになってきます。
このままTOPIXの上げが続き、それに引っ張られる形で日経平均も上昇し、10/15につけた40257円の戻り高値を抜けてくれば、7/11につけた42426円の高値奪還も視野に入ってくると考えます。
10月あたりから、25日線、75日線、200日線が収斂していくような形になっているので、いずれどこかで動きが出てくると思っているのですが、このまま上げの勢いが持続するようであれば上方向へ向かう動きが優勢になってくるのではないかと考えます。