今日の日経平均は、+281円の16664円と4日ぶりに反発。
売買代金は、前日よりも増加して2.5兆円台でした。
本日は16526円で寄り付き、前日より上昇してスタートしました。
その後、寄り時点でつけた16526円が日中安値となり、以降は上昇する展開に。
後場寄り後の12時30分には前日比で400円以上高い16821円まで上昇しました。
そこからは戻りを売りに押される展開となり、引けは281円高で取引を終えました。
追加緩和期待は継続し、強い地合いは継続
昨日下落したこと日経平均は、16535~16612円まで、2回目のマドを空けていました。
1回目のマドは、早々にマドを埋める形となったのですが、2回目のマド空きはどうなるのか? という事を昨日の記事「日経平均は3日続落だが、動きが出るとしたらやはり日銀会合明け後となるか?」で書いたのですが、
今日は16821円まで上昇したので、1回目と同様にあっさりとマドを埋める形となりました。
早々にマド埋め達成となるのは、相場の地合いが強い現れだと思います。
やはり、日銀会合を控えて、ここから大きく売られる展開にはなかなかなりづらいので、日銀会合まで戻り高値圏で一進一退となるように思われます。
なお、今回の日銀会合では、追加緩和ありと事前に予想するエコノミストが8割程度いる模様です。
追加緩和予想が8割という水準は、過去1年間の日銀会合の中では最も高い水準のようです。
さすがに今回の日銀会合では、何らかの形で追加緩和を打ってくると思われるのですが、
事前の期待感が高すぎるので、よほど思い切った事をやらない限り、追加緩和実施=材料出尽くしとなって下落、となる可能性はそれなりに高いように思われます。
今年に入ってからの日銀会合では、先月の6月を除き、日銀会合に向けて相場が上がり、結果発表を受けてその後下落に転じるというパターンが繰り返されています。
今回もそのパターンとなるのでしょうか?
それとも黒田総裁は、事前予想を超えるサプライズを狙ってくるのでしょうか?
注目の結果発表まであと2日です。