今日の日経平均は▲243円の16449円と反落。
売買代金は、前日より増加して2.0兆円台でした。
本日は昨日のNY市場が安かったことを受けて前日比で200円程度安い、16474円で寄り付いてスタートしました。
しかし、その後の安値は9時45分につけた16407円に対して、高値は12時54分につけた16497円だったので、日中の値幅は90円と、あまり大きな動きは見られませんでした。
昨日の日経平均はマドを空けての上昇だったのですが、今日は一転してマドを空けての下落となりました。
昨日の日中の安値が16584円に対して、今日の高値が16497円だったので、マド空きでの下げ幅は87円でした。
なお、今日下落してきたことで、5日線を再度割り込む動きとなりました。
NY市場は今日は一転して上昇してのスタート。方向感が見えない動きはまだ続くのか?
ここのところ相場に方向感が見えず、下がったかと思えば上げる、上げたと思えば下げると、上下にフレが激しくなってきています。
今日も夜間市場に入ってから、ドイツ銀行の株価が一時10ユーロ割れとなり、金融不安が再燃した事などを背景に一時日経平均先物は16310円の安値をつける場面がありました。
その後、ドイツ銀行の株価が持ち直したことを受け、日経平均先物も戻る方向にあるのですが、どうにも落ち着かない動きとなっています。
全般的な株価が落ち着かない背景には、NY市場の動きに安定性が欠けるという点が挙げられると思います。
NYダウは、ここ最近75日線を中心にして上下に動くかたちとなっており、一昨日は75日線を上回る動きとなったのですが、昨日は一転して同線を下回るという動きになっています。
どうにも読みづらい動きになっているのですが、ただ、昨日はここのところ上値抵抗となっている25日線を上に抜けるチャンスでした。
が、結局再び25日線に頭をおさえられて下げるというかたちになっています。
NYダウも日経平均と同じように、下がったかと思えば上げる、上げたと思えば下げる、という動きになっているのですが、
この動きが明確化していくためには、続伸するか、続落する等して、ある一定方向に株価が動いてくる必要があります。
そういう面で言うと、今晩のNY市場が上か下か、どちらに動いてくるのかはポイントになります。
今のところ上昇して始まっているのですが、このまま反発で終われば、75日線を中心にして上下に動く形がまだ続くという形になり、逆に下落して引ければ先行きが微妙な感じになってくると思います。