今日の日経平均は+83円の16819円と3日続伸。
売買代金は、前日より増加して1.8兆円台でした。
昨日のNY市場は続落で終わったのですが、日経平均は今日も16787円で寄り付き、高い水準でスタートしました。
その後、9時10分に前日終値を一時的に下回る場面もあったのですが、すぐに切り返しの動きとなり、結局本日も上昇で取引を終えました。
なお、日経平均の今日の高値は16844円までありましたので、日銀会合の際につけた9/21の高値(16823円)は超えてきました。
また、16819円で引けた事で、200日線の水準(16734円)も、引け値ベースで超えてくる形となりました。
近いうちに動きが出てきそうな感じ
日経平均が200日線超えになるのと併せて、ドル円も従来より節目だった75日線の水準を引け値ベースで超えてきました。
これまでは、節目水準を一時的に超えるものの、それを維持できずに下落するという動きが続いてきました。
しかし、ここでこの水準を数日間維持するという形になると、これまでとは動きが違ってくるという事になるので、ここからどう動いてくるのか、要注目かと思います。
なお、日経平均、ドル円ともに、レンジの中での保ち合いっぽい感じの動きになっているのですが、この動きはNYダウにも言えることになります。
NYダウの動きをみますと、こちらも9月に入ってから三角保ち合いの動きとなっています。
で、一昨日、昨日と続落となっており、昨日は25日線が75日線を下回るデットクロスの動きが示現しています。
この動きを見る限りでは、そろそろレンジを下に抜けてきそうな感じがするのですが、レンジ圏内の動きは継続しているので、まだどっちに動くかははっきりしません。
なお、NYダウは、この先、17992(9/14)を下に抜けてくると下押しの動きが強くなると思いますし、逆に18449(9/22)を上に抜けてくると上方向の動きが強くなると思います。
いずれにしろ、動きには煮詰まり感がでてきているような感じがしますので、そろそろどちらかへの動きが出てきてもおかしくないのではないかと考えております。