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日経平均は小幅反落。スピード調整の動きを経て、まずは18000円方向を目指す展開となるか

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今日の日経平均は、▲4円の17668円と4日ぶりに小幅反落。

売買代金は、前日よりも減少して2.5兆円台でした。

本日は寄り後の9時5分に17727円の高値をつけ、昨日つけた高値17697円を更新する場面もありました。

ただ、11/9につけた16111円から4日で1600円近く上げてきた事もあり、上げ一服で小幅反落となりました。

日経平均は下落だったのですが、TOPIXは+2.98の1402.98で引け、TOPIXについては4日続伸となりました。

日経平均は4日ぶりに小幅反落となったのですが、昨日までの上げのピッチが速かったので、スピード調整を入れる動きかと思われます。

今日の段階で5日線は17262円の所にあり、5日線とのかい離率は+2.35%となっています。

5日線との開きがやや出ているので、同線が日足部分に追いつくのを待ってから、再び上げ幅を広げていくという展開になるのかもしれません。

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米国の長期金利がけっこう急激に上がってきており、これが行き過ぎると先々マイナスの影響が出てくる可能性も‥‥

ドル円についても今日は上げ一服となったのですが、108円台半ばまでドル高が進んできています。

108円台まで上げて来たことで、今年に入ってからなかなか超えられなかった200日線の水準を一気に上に抜けてきている他、7/21につけた107円47銭の高値も抜けてきています。

これまで日経平均と同様、ドル円についても戻りは限定的と見ていたのですが、ここまでの動きを見る限り、ドル円も暫くは戻り優位の動きが続くのかと思われます。

なお、ここにきてドル高が進行している背景に、米国の長期金利の上昇があります。

今年の半ばには1.4%台を割り込んでいた米国国債10年も、直近では2.2%を超えており、わずか4ヶ月程度の間で50%以上金利が上がるという結果になっています。

今は米国の金利上昇を受けてドル円が上昇し、それを好感して日本株も上がるという構図になっていると思うのですが、金利上昇に歯止めがかからなくなると、株式市場にはマイナスの影響が出てきます。

今の段階ですぐに悪影響が出てくるという話ではないのですが、ここまでの金利上昇がけっこう急なので、行き過ぎの動きが先々出てこないかどうかという点については、一応留意が必要かと考えます。

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