今日の日経平均は、+297円の17672円と3日続伸。
売買代金は、前日よりも減少して2.6兆円台で、4日ぶりに3兆円割れとなりました。
本日は17467円と高く寄り付いてスタートした後は終始強い展開でした。
14時23分に17697円まで上げた後、日中のほぼ高値圏で取引を終えるかたちとなりました。
日中高値で17697円まで上げたことで、先週金曜日につけた高値17621円を更に更新し、引け値ベースでも4/25につけた高値17613円を上回ってきました。
なお、TOPIXも日中高値は1401まであり、先週金曜日につけた高値1398を超えてきたのですが、4/25につけた高値1412までまだ少し距離があるというかたちになっています。
今日は買いを入れてみた
昨日の記事「色々考えてみると、ここから戻り優位の展開になると考えた方がやはり妥当なのかもしれない」で、見方を強気方向に転換した方が良いのではないかという事を書いたのですが、今日は寄りで買いを入れてみました。
2015年8月7日の記事「一旦仕切り直し」からここまでは、基本的には戻り売りのスタンスをとってきました。
利上げ濃厚と見られるFOMCが来月に控えている点や、日銀が量的緩和拡大からテーパリング(量的緩和縮小)方向へ徐々に軌道修正を図ってきている点、中国の人民元安の動きが続いている点、トランプ大統領の政策手腕は未知数である点等々、事象面から鑑みると不確定要素は山積しているので、戻り売りが正しいような感じもするのですが、
その一方で、昨日の記事でも書いたようにテクニカル面においては、徐々に見方を変えた方が良いのではないかと思われる要素が増えてきており、ここから更に上方向に向かう可能性も出てきたように感じられたので、取りあえず今日は久しぶりに買いを入れてみたという事になります。
なお、日経平均は、2015年6月24日につけた20952円の高値から、2016年6月24日の安値14864円まで、6088円下落しているのですが、下落幅を元にした、戻りの節目は次のようなポイントになります。
①下落幅に対する38.1%戻し = 17183円(達成済み)
②下落幅に対する50.0%戻し = 17908円
③下落幅に対する61.8%戻し = 18626円
節目①の戻りは既に達成済みで、次の節目は②の17908円となるので、まずは、当該水準に向けて戻り方向を試すという展開になるのではないかと思われます。