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色々考えてみると、ここから戻り優位の展開になると考えた方がやはり妥当なのかもしれない

日経平均 日経平均
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先週金曜日のNY市場は、

NYダウは+0.21%、ナスダックは+0.54%と上昇だったのですが、

sp500は▲0.14%と小幅に反落でした。

木曜日にNYダウは最高値更新となったのですが、ナスダックは下落だったので、トランプ大統領誕生を契機に跛行色が強まる展開になるのかと思っていました。

このため、11/11の記事「日経平均は注目していた17613(4/25)を一瞬超えるが、そこからやや失速する動きに」では、NY市場で、チグハグな動き方が見られるので、まだ様子見かと考えていました。

しかし、金曜日にナスダックは反発となり、5237で引け、再び25日線(金曜日時点で5211)と75日線(同、5230)を回復してきました。

ナスダックは11/7に25日線が75日線を下回るデットクロスを示現していたのですが、11/4に5034まで下げた後は反発傾向にあり、25日線と75日線を上回るところまで戻してきています。

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12月のFOMC近辺まで戻り方向に動く可能性が高いのでは

NY市場は、NYダウは最高値水準に位置しており、ナスダックも一時は逆に下げたのですが、戻り方向にあります。

sp500については金曜日に下落となったものの、一時下回っていた一目均衡表の雲よりも上の水準に位置しています。

これらの動き方を見る限り、NY市場は、ここで上げ止まるというよりは、ここからまだ上方向に上がる可能性の方が高いような感じがします。

そうなると、日経平均についても、先週金曜日に17613(4/25)の高値を抜けて17621円をつけた後で失速する動きとなったのですが、それは一時的な動きで、再び当該高値を抜けてくる方に動いてくる可能性が高いのではないかと思われます。

とすると、日経平均は14864(6/24)から5波動の上げが始まっており、

その場合の波動カウントは、11/10の記事「日経平均は大幅反発!! 昨日の急落をわずか1日で埋め、下落幅を超えた急反発となる」でも書いたように、次のように見るのが妥当ではないかと思います。

第1波(上げ) : 14864(6/24) ⇒ 17473(11/1)

第2波(下げ) : 17473(11/1) ⇒ 16111(11/9)

第3波(上げ) : 16111(11/9) ⇒ 現在進行中?

5波動の中で3波目の上げは基本的に強い波動となるのですが、16111(11/9)から売買代金3兆円超えが3日連続となっている点は、強い波動が始まっている事の証左なのかもしれません。

その他では、ここまでずっと下げてきた200日線も11/9で下げ止まり、11/10(木)からは反発してきています。

この点も見方を強気方向に転換した方が良いのではないかと考える一つの要素になります。

なお、次の注目イベントは、利上げが濃厚と見られている12/13~14にかけて開催されるFOMCになるので、当面はこの近辺まで戻り方向に動くと考えた方が良いのではないかと考えています。

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