今日の日経平均は、+1円の18308円と小幅に反発。
売買代金は、MSCIの定期見直しに伴うリバランスの影響が加わったことで、3.2兆円台と、前日より大幅に増加しました。
一昨日、昨日は、前日よりも安寄りしてスタートしたのですが、本日は18356円で寄り付き、前日よりも高く始まりました。
その後、9時6分に18370円まで上げたのですが、本日夜間にOPEC総会が控えている事もあり、そこからは動きが限られるかたちとなり、1円高と小幅上昇で日中の取引を終えました。
なお、日中の高値が18370円に対して同安値が18280円だったので、日中値幅は90円と小動きで、動意に欠ける1日でした。
日経平均先物は夜間市場で、11/25につけた高値を超える動きとなっている
本日は日中動意薄だったのですが、夜間に入ってからOPEC総会で減産合意が近いという見方が強まって原油価格が大幅に上昇し、それを受けて日経平均先物も一時18530円の高値をつけるところまで上げる展開になっています。
日経平均先物のここまでの高値は11/25につけた18490円になるのですが、現時点においてそれを超えてきているので、この感じで行くと明日、日経平均も11/25につけた18482円を抜けてきそうな感じです。
今週に入ってから全般的に動きが鈍くなる兆しが見えていたので、11/9以降続いてきたトランプラリーも、そこから3週間近く経過したところで一旦ストップするかと思っていたのですが、ここまでの動きを見る限り、まだラリーの勢いは止まりそうにありません。
ただ、ここまでの上げのピッチが速いので、仮にここから11/25につけた18482円を抜けてきたとしても、
①高値抜けは1~2日で終わり、そこから数日横ばいとなる。
②その後、再び高値抜けとなっても、それもまた、1~2日で終わる。
という展開もあるのではないかと思っています。
つまり、ここからは、これまでのように上値がガンガン伸びるという展開にはならない可能性も想定されるのではないかと考えております。