今日の日経平均は、▲281円の18813円と続落し、19000円割れ。
売買代金は、前日よりも増加して2.0兆円台でした。
今日は19038円で寄り付き、前日よりも150円程度安い水準でスタートしました。
その後一旦下落した後、10時29分には19043円まで上げ、寄り値の水準を一時上回る場面もありました。
しかし、そこからは一本調子で下げる動きとなり、日中の安値で引ける展開となりました。
なお、今日の日中高値は19043円に対して、昨日の日中安値は19061円だったので、18円程度ですが、わずかながらマドを空けて下げる動きとなりました。
この動きはTOPIXも同様で、今日の日中高値が1525に対して、昨日の日中安値は1527だったので、2ポイント程度マドを空けて下落するという動きでした。
その他、本日の日経平均は18812円まで下落したので、12/30につけた18991円の安値は余裕で割り込んできました。
ただ、TOPIXの安値は1509だったので、12/30につけた安値1508は、首の皮一枚のところでギリギリ死守したという感じでした。
日経平均は281円安で12/30の安値を割り込むが、ここから一旦反発し、その後再度下落という動きになるのでは?
日経平均は12/7から12にかけて、3日連絡でマドを空けて上げる、三空での上昇をやっています。
その内訳は以下の通り。
①18502(12/7)~18614(12/8)
②18765(12/8)~18821(12/9)
③19042(12/9)~19054(12/12)
本日の日経平均は18812円まで下落したので、三つのマドの内、二つ目のマド(18765~18821円)を一部埋めてきたという動きになります。
いずれ、一番最初のマドとなる18502~18614円を埋めにくると思うのですが、その前に一旦戻る動きもあるのではないかと考えています。
そう考える背景にはドル円の動きがあります。
ドル円はここまで円高方向に振れており、今日も一時113円割れとなる場面もありました。
しかし、今日の段階で7日連続で陰線が並ぶ形となっています。
また、昨日から今日にかけて一目均衡表の遅行線も陰転してきているので、ここら辺りで一旦反発してきてもおかしくないように思われます。
よって、短期的には一旦反転するものの、反発の動きは長くは続かず、そこから再度下落に転じて調整幅を広げるという動きになるのではないかと考えます。