昨日、日経平均は199円高となり、一目均衡表の遅行線が、26日前の日足の水準をやや超えるところまで上げてきたので、今日、続伸となる事ができるかどうか注目していました。
しかし、本日は19431円で寄り付き、前日の終値とほぼ同じような水準でスタートしたのですが、寄り値が日中の高値で、以降は売りに押される展開となりました。
結局、90円安で引けたので、2日続けての上昇とはなりませんでした。
昨日の記事「日経平均は反発だが、日中は動意薄の展開に。ドル円がもう一段戻り方向に動いてこないと、更なる上値追いは難しいかもしれない」で、
「仮に明日続伸となり、2/13につけた直近の高値19519円を抜けてくれば、上方向の動きに拍車がかかるという展開になるかもしれないのですが、今日と同じような動意薄の動きとなると、1/5の高値19615円抜けにはもう少し時間がかかる事になるのかもしれません」
と書いたのですが、今日は下げだったので、1/5の高値19615円から続いている高値圏での保ち合いの動きはまだ継続となりそうな感じです。
明日下落となった後、切り返す動きに転じることができるかどうか
日経平均は今年に入ってから、19615(1/5)から18650(1/18)までの1,000円程度の間を上下に動くレンジ相場の動きが続いています。
このレンジ内での動きをブレイクダウンすると、次のような感じになるのかと思います。
①(下げ) 19615(1/5) ⇒ 18650(1/18) 日柄9日(両端入れ)
②(上げ) 18650(1/18) ⇒ 19486(1/27) 日柄8日
③(下げ) 19486(1/27) ⇒ 18805(2/7) 日柄8日
④(上げ) 18805(2/7) ⇒ 19519(2/13) 日柄5日
⑤(下げ) 19519(2/13) ⇒ 現在進行中
以上の動きをみると、①~③は8日前後で動いており、④は5日で上げから下げに切り替わっています。
よって、⑤も5日前後で下げから上げに切り替わるのかもしれません。
19519(2/13)から日柄で5日目(両端入れ)は2/17になりますので、仮に明日も下げて19519(2/13)からの安値をつけた場合、そこから来週以降切り返して上げ方向への動きに向かう事ができるのか、まずは見て行きたいと思います。