今日も為替の円高傾向に足を引っ張られる展開でした。
日経平均は昨日とほぼ同値の19379円で寄り付いた後、下落する流れとなり、一時は110円程度安い19262円まで値を下げました。
しかしそこからは引けにかけて下げ幅を縮める動きとなり、結局引けは▲8円の19371円となりました。
昨日は高く寄り付いた後、下げとなり、引けにかけて戻す動きとなったのですが、今日も動き方は似たような感じでした。
なお、売買代金は2.0兆円台で、昨日よりは多少減少したのですが、2兆円の大台はかろうじて維持するかたちになりました。
日経平均は高値圏に位置しているのですが、為替が今一つはっきりしない動きであることもあり、なかなか上に抜けてくる事ができません。
明日(場合によっては今日)の安値で切り返しに転じる事ができるのか?
日経平均は19615(1/5)に高値をつけてから、それ以降、ここまで下げと上げを繰り返してきています。
それをブレイクダウンしてみると、次のような感じになるかと思います。
①(下げ) 19615(1/5) ⇒ 18650(1/18) 日柄9日(両端入れ)
②(上げ) 18650(1/18) ⇒ 19486(1/27) 日柄8日
③(下げ) 19486(1/27) ⇒ 18805(2/7) 日柄8日
④(上げ) 18805(2/7) ⇒ 19519(2/13) 日柄5日
⑤(下げ) 19519(2/13) ⇒ 19115(2/20) 日柄6日
⑥(上げ) 19115(2/20) ⇒ 19419(2/22) 日柄3日
⑦(下げ) 19419(2/22) ⇒ 現在進行中 ?
今は、上げと下げが繰り返す波動で、7つ目の波をやっているところではないかと思います。
なお、①~⑦までの波を見ますと、日柄の間隔が徐々に狭まってきています。
今は⑦の波で、19419(2/22)から下がる動きになっているのではないかと思うのですが、仮に⑥の日柄(3日)と同じ間隔で⑦の波が反転するとなると、19419(2/22)から両端入れで3日目となるのは2/24(明日)となります。
というわけで、明日(場合によっては今日)の安値で切り返しに転じる事ができるのか、という点が目先、注目される点になるのではないかと考えます。
なお、ここで反転となれば、いい加減、下げと上げを繰り返す動きは終わり、そろそろ新たな波動(上げの波動)に移行してきてもおかしくないと思うのですが‥‥。