今日は朝方為替が円高に振れた事を受けて、日経平均は19416円で寄り付き、安寄りでスタート。
その後、ドル円が一時112円30銭を割れたことを受け、前日よりも180円程度安い19337円まで下落しました。
そこからはドル円がもどる歩調と合わせて日経平均も下げ幅を縮める展開となり、▲65円の19455円での引けとなりました。
売買代金は2.0兆円台で、先週金曜日よりも減少となりましたが、かろうじて2兆円台は維持しました。
なお、今日の日経平均の下落率は▲0.34%だったのに対して、TOPIXは▲0.16%。
また、値下がり銘柄数862に対して、値上がり銘柄は991だったので、指数は下げだったのですが、相場の実態的にはそれほど弱いという感じではなかったのかと思います。
ドル円もここまで15日程度で安値をつけるという感じできているが‥‥
さて、今日は19337円まで下落したので、19656(3/13)以降の安値は19454(3/16)だったのですが、それを抜けてきました。
3/17の記事「安値から安値のスパン(間隔)が生きているようであれば、今日前後で安値をつけ、以降は反転という動きになってくる」でも書いたように、19615(1/5)から続くレンジ相場の中で、ここまで15日間隔で安値をつけるサイクルできています。
18650(1/18) ⇒ 18805(2/7) 日柄15日(両端入れ)
18805(2/7) ⇒ 18995(2/27) 日柄15日
直近では18995(2/27)が前回安値という事になるのですが、本日、19337円の安値をつけた事で、18995(2/27)から16日目で安値をつけたという事になります。
安値から安値をつけるサイクルというのは常に有効というわけではないのですが、今のようなレンジ圏内で動く相場の場合は、比較的有効ではないかと考えています。
よって、日経平均は今日、反落だったのですが、安値サイクルが有効であれば、目先的には再び切り返す動きになってもおかしくないのではないかと思います。
ただ、今の日経平均はドル円の動きに引っ張られる傾向が強く、ドル円は今日一時112円30銭を割れたことで、直近の安値111円60銭にだいぶ接近してきています。
ドル円もここまで日経平均と同様に、15日程度の間隔で安値をつけるという感じで動いてきているので、今日つけた安値近辺の水準でドル円が切り返しに転じる事ができるのかという点が、目先的な焦点になってくるかと思います。