昨日の日経平均は安寄り後上昇し、19600円近辺で引けるという動きだったので、今日上げてこれるか注目していたのですが、結局▲68円の19521円で引け、下落となりました。
という事でレンジ相場は未だに継続となっています。
今日は日中の高値が19547円だったのに対して、同安値は19487円だったので、日中の値幅も60円程度と小動きでした。
ただ、売買代金は2.4兆円台だったので、前日よりも増加となりました。
本日は3連休を控え、様子見気分が出てくる中、日中値幅も小さく小動きだったので、商いは閑散となってもおかしくなかったのですが、売買代金は2.4兆円台となり、商いの水準はここ最近では多い方でした。
なお、日経平均は19615(1/5)の高値以降、2か月半近くレンジ圏内の動きが続いています。
その間、上げと下げが交互に繰り返してきているのですが、それを改めてブレイクダウンしてみると、次のような感じになります。
レンジ相場の中で、安値から安値のサイクルは15日前後で動いてきている
①(下げ) 19615(1/5) ⇒ 18650(1/18) 日柄9日(両端入れ、以下同)
②(上げ) 18650(1/18) ⇒ 19486(1/27) 日柄8日
③(下げ) 19486(1/27) ⇒ 18805(2/7) 日柄8日
④(上げ) 18805(2/7) ⇒ 19519(2/13) 日柄5日
⑤(下げ) 19519(2/13) ⇒ 18995(2/27) 日柄11日
⑥(上げ) 18995(2/27) ⇒ 19668(3/2) 日柄4日
⑦(下げ) 19668(3/2) ⇒ 19198(3/8) 日柄5日
⑧(上げ) 19198(3/8) ⇒ 19656(3/13) 日柄4日
⑨(下げ) 19656(3/13) ⇒ 現在進行中
なお、上記①~⑨までの間の主だった安値~安値までの間隔をみると、日柄は15日となっています。
18650(1/18) ⇒ 18805(2/7) 日柄15日
18805(2/7) ⇒ 18995(2/27) 日柄15日
これでみると、直近の安値は18995(2/27)になり、仮に上記と同じようなスパンで安値をつけるとすると、次に安値をつけるタイミングは今日(2/27から15日目)となります。
仮にレンジ圏内の動きの中で、安値から安値をつけるスパンがまだ生きているとしたら、日経平均は今日前後で安値をつけた後、今度は反転するということになります。
19400~19500円の水準で安値をつけた後に反転という動きになってくれば、さすがにここまでの上値抵抗ラインとなっている19600~19700円のレベルでは止まらず、更に上を目指すという動きになってくるかと思います。
更に上に行くという事になれば、長かったレンジ相場の旅もやっと終わるという事になると考えるのですが、果たしてどうなるでしょうか。