日経平均の上昇は今日も止まらず。
+210円高の19289円の高値引けで、今年初の4日続伸で引けました。
売買代金も前日よりも増加して、2.5兆円台となっております。
昨日のNY市場は、NYダウが2日連続してマド空けでの上げとなり、日中の高値は21026まであり、3/1につけた21169に近い水準まで上昇しました。
為替市場でもドル高方向に振れた事で、日経平均は今日も上昇。
今日の上げで18224(4/17)からの上げ幅は1065円となり、19656(3/13)から18224(4/17)までの下落幅1432円に対する戻り率は74.3%となりました。
なお、19289円まで上げた事で、75日線を超え、一目均衡表の雲の上限に近いところまで上げた形となりました。
ここでも止まらず、戻り率も8割を超えてくると、上げ転換とする見方が強くなってくる
ここまで比較的短期間で急に上げており、直近の下落に対する戻りも75%に近いところまで来ているので、水準的にはそろそろ戻り一服となってもおかしくないような感じもします。
しかし、今週に入ってからの戻りに勢いがあるので、簡単に上げの勢いが止るという感じにはなりません。
ここまでの上げ方を見ると、上げの波動に転換したようにも見えるのですが、ここまでの上げの背景の一つに今晩発表になる米国の法人減税に対する期待もあると言われています。
ここまでの戻りで、今晩の発表に対する期待はある程度織り込んできているような感じもしますので、実際の発表で材料出尽くしとなり、上げの勢いは一旦止まるという可能性もあるのではないかと考えるのですが、果たしてどうなるでしょうか。
なお、それでも勢いは衰えず、以下の水準も楽々クリアするという動きになると、18224(4/17)から上げ波動に転換していたという見方が有力になってくると考えます。
①19337円 :3/21から22にかけて空けたマドの上限値
②19369円 : 19656(3/13)から18224(4/17)までの下落幅の80%戻り水準