連休明けの東京市場は大幅続伸となりました。
日経平均は19709円で寄り付き、本年の高値水準である19668(3/2)を抜けてスタートしました。
その後、ほぼ一本調子で上げる展開となり、引け際の14時54分には19929円まで上げ、最終的には450円高の19895円で引けとなりました。
なお、今日の日中安値は9時1分につけた19705円だったので、5/2の高値19464円と比べて240円程度マドを空けて上げる展開となりました。
ただ、日経平均は大幅に上昇となったのですが、ドル円は朝方に113円を超えて高値をつけた後、戻りに押されました。
フランス大統領選の決選投票で、マクロン氏勝利となったことで、材料出尽くしで売られたというかたちでした。
売買代金は3兆円超えで、商いを伴って高値抜けの動きとなる
日経平均は今日、450円高と大きく上げてきたので、5日線(今日の段階で19420円)と470円程度開きが出てきました。
2万円の大台近くまで上昇し、19144(5/1)から3日続伸で800円近く上げ、5日線とのかい離もやや開いてきているので、この辺りで5日線が追いついてくるのを待つ展開になるのではないでしょうか。
なお、仮にこの近辺で一旦小休止となった場合、押し目を拾うのもありではないかと考えます。
今日は売買代金が3.4兆円台となり、商いを伴って高値抜けとなっています。
また、現状では25日線(今日の段階で18854円)が75日線(今日の段階で19116円)の下に位置しているのですが、一目均衡表の遅行線は既に陽転入りしているので、そう遠くない時期に25日線が75日線を下から上に抜けるゴールデンクロスが示現する形になると思われます。
前回ゴールデンクロスが示現したのは2016年8月12日になるのですが、その時日経平均は、間にトランプショックで大幅安となる場面もあったのですが、16919円から2017年1月5日の19615円まで大きく上昇しました。
ここから仮にゴールデンクロスが示現すると、9~10か月ぶりぐらいにそれが実現する形になりますので、暫くは相場の地合いが強い状態が続くのではないかと考えます。