今日の日経平均は▲9円の19898円と続落。
しかし、TOPIXは+1.96と上昇だったので、昨日に引き続き、日経平均よりもTOPIX優位の動きでした。
ただ、日経平均の日中高値が19929円だったのに対して、同安値は19850円なので、日中の値幅は100円に満たず。
売買代金も前日よりも減少して2.1兆円台でした。
6/13~14にかけて開かれるFOMCを前に様子見で、動意なしという1日でした。
FOMCでの利上げは確実視されているものの、その後の利上げのペースやバランスシート縮小に関する方向性が不透明ということで、結果が判明するまで動きづらいということで、明日も動意薄の展開になるのかと思われます。
なお、現状ドル円は6/7に109円10銭程度の安値をつけてから戻り方向にあります。
過去3回の利上げの際の動きでは、いずれもFOMC開催に向けてドル高になり、結果判明後に円高方向に動くという動きを繰り返してきています。
よって、今回も同様の動きになる可能性はあるのではないでしょうか。
ドル円は再度円高方向へ向かう、あと一波動が残されている可能性もある
また、ドル円は4/17に108円10銭程度で今年の安値をつけてから、5/11に114円30~40銭まで上昇。
その後、円高方向へ動いてきています。
5/11の114円30~40銭の戻り高値からの波動を細分化してみると、①下落⇒②戻し⇒③下落⇒④戻しという感じで、4つの波の構成/2段下げの形状で下落するという感じになっています。
よって、④の戻しをやった後は、⑤の下落が入る可能性も考えられます。
仮に⑤の下落がここから入ってきた場合、4/17につけた今年の安値108円10銭程度を試す展開になるのかもしれません。
その場合、
・日経平均も為替の方向にあわせて値を落とす。
・ただ、そこで下げたところがドル円の当面の安値となり、以降はドルは反転方向に向かう。
・それにあわせて、日経平均も反転方向に向かい、6/2につけた20239円の高値抜けを狙う方向に動いてくる。
という展開になるのではないかと考えているのですが、果たしてどう動いてくるでしょうか。