今日の日経平均は、昨日とは逆の展開に。
寄付きは20015円で、前日よりも安くスタートしました。
そこから下げ幅を広げ、10時52分には19888円まで値を落とし、一時は前日比で150円程度安くなる場面もありました。
ただ、その後は切り返しに転じ、結局+49円の20081円で引ける形となりました。
売買代金は、昨日よりも減少しましたが、2.4兆円台と、まあまあの水準でした。
日経平均が6/19に2万円台にのせて以降、日中2万円を割れる場面があっても、結局、引け値ベースでは同水準を維持するという動きが続いてきました。
で、今日は一時19888円まで下げたので、久しぶりに引け値で2万円を割り込むかと思いました。
しかし、途中から切り返しに転じたので、結局今日も2万円の大台は維持する形となりました。
今日は昨日とはまったく逆の展開に
日経平均の今日の日中高値は引け際につけた20087円で、同安値は10時52分につけた19888円でした。
よって、今日の日中値幅は約200円となりました。
ここ暫く日中の値幅が100円に満たない日が続いていたのですが、昨日同値幅が200円を超えたのに続き、今日も200円超えとなり、ここにきて1日の中の値動きが大きくなってきています。
ただ、昨日は値幅が広がってマイナスだったのに対して、今日はプラスとなったので、値動きが出てきてはいるものの、相場の方向感は今一つ掴みづらい、という動きになっています。
なお、株の方は方向感が見えづらい動きとなっているのですが、ドル円の方は円安方向に振れており、トレンドとしてはドルが強い感じとなっています。
今日もドル円は一時113円70銭近辺まで上げており、じりじりとドル高方向に振れる動きになっています。
ドル円が戻り方向にあるので、相場が強い地合いにあれば、もう少し株が買われてもおかしくないと思います。
しかし、今日の日経平均は戻したとは言え、20318(6/20)の直近高値までまだ少し距離があるところに位置しているので、地合いが強いという訳ではないと思います。
今は上げるかと思ったら下げ、逆に下げるかと思ったら上げるという、今一つ方向感がはっきりしない値動きとなっています。
このような方向感がはっきりしない時は、下手に動かず、相場に方向感が出てくるのを待った方が良いのではないかと考えております。