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日経平均は5日続落で、4月17日以来の閑散商い。だが、閑散極まって陽に転ずるという形にはならないか?

日経平均チャート 日経平均
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日経平均は▲9円の19383円と、5日続落。

5日続落となるのは、2016年4月25日から5月6日までの6日続落以来、1年4ヶ月ぶり。

売買代金は前日とほぼ変わらずの1.7兆円台でしたが、今年の4月17日以来4ヶ月ぶりに低い水準でした。

北朝鮮リスクとトランプリスク、それに加えて24~26日にかけて開催されるジャクソンホールの結果待ちという事で、様子見材料が目白押しで、商いは閑散という1日でした。

なお、今日の日経平均の日中安値は9時38分につけた19361円で、昨日つけた安値19365円をわずかながら下回る場面もありました。

 

日経平均は8/15に一時19824円まで戻したのですが、そこから今日で5日続落となりました。

ただ、19824円の戻り高値から今日の安値19361円まで、5日で463円の下げなので、値幅を伴って下げるという形ではなく、じりじりと値を下げるという展開になっています。

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4月17日の時は、「閑散極まって陽に転ずる」という展開になったが‥‥

今日の時点で日経平均の200日線は、19266円まで上がってきていますので、昨日の記事「まだ下げ止まりの兆しは見えないので、日経平均は200日線を一時的に割り込む可能性も考えられる 」でも書いたように、目先的にはこの水準で止まる事ができるのか、というポイントが近づいてきています。

しかし、今の所、下げ止まりそうな気配はまだ感じられません。

今の感じからすると、低迷はまだ続きそうな感じなのですが、今日、商いの水準が4月17日以来の低水準まで落ち込んだという点は、転換の兆しになったりしないか、等とちょっと考えています。

 

今年前半の日経平均の動きを見ますと、3/2に19668円で高値をつけてから、4/17の18224円の安値まで下落する動きとなっています。

しかし、そこから反転に転じ、その後20318(6/20)の高値をつける所まで、戻る方向の動きとなっています。

この際の売買代金の推移と株価の動きを見ますと、4/17に売買代金が1.63兆円台まで落ち込んだ所が株価の底になる、という動きになっています。

陰極まって陽に転ずるという言葉があるのですが、この時の動きは「閑散極まって陽に転ずる」というものでした。

今日は4月17日以来の閑散商いとなっているので、今回も前回と同じような形で、「閑散極まって陽に転ずる」という事になったりしないか等と考えていたりするのですが、果たしてどうでしょうか?

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