今日の日経平均は▲135円の22261円と反落。
前週末に米国株が下落したことに加え、外為市場では一時1ドル111円台後半までドル安・円高が進行し、主力株を中心に売りが優勢となり、13時3分に22215円まで下落し、一時前日比で180円程度安くなる場面もありました。
そこからは押し目買いが入り下げ渋りの展開となり、135円安でクローズとなりました。
売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台で、10月18日以来、1カ月ぶりの少なさでした。
本日、日経平均の下落率は▲0.6%でしたが、TOPIXは▲0.23%で、ここのところ上昇傾向にあったNT倍率も5日ぶりに下落。
なお、値上がり銘柄1263に対して値下がり銘柄は700だったので、指数は下げだったのですが、値上がり銘柄の方が多いという1日でした。
ここまでの日経平均は
19239(9/8)の安値から23382(11/9)の高値まで4143円上昇。
この間の上げの日柄は42日(両端入れ)。
その後、23382(11/9)の高値から21972(11/16)まで1410円下落。
11/9から今日までの日柄は8日(両端入れ)となっています。
下げた所を分散して買っていくというスタンスが有効ではないか
11/17の記事「 今日の日経平均の日中値幅は438円で、大きく乱高下。日柄的な面でまだ調整未了感が残る事が影響している可能性も 」でも書いたように、
値幅的には21972(11/16)の安値で一応良い所まで下げてきたと思うので、あとは日柄的な面での調整がまだ不足しているというのが現状になるかと考えます。
では、どの程度の日柄が経過すれば調整が一巡するのかという事になるのですが、これはその時の相場の動き方によっても異なってくると思います。
ただ、非常にざっくりといって、10~20日程度がいい所ではないかと考えています。
上述したように、今日時点における、23382(11/9)の高値からの経過日柄は8日目になるので、10日目は11/22。
同20日目は12/8です。
19239(9/8)の安値から23382(11/9)の高値までの上げの日柄が42日なので、調整日柄で20日というのはその半分程度にあたり、上げ下げのバランスで考えると、まあいい感じの日柄ではないかと考えます。
よって、日柄調整は今週~12月の第2週あたりで一巡するのではないか、というのが現時点で考える想定となります。
とはいえ、調整が終了する時期をピンポイントで当てるのは不可能なので、下げた所を分散して買っていく(※)というスタンスが、現状における投資戦略としては有効ではないかと考えます。
(※)日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うという選択肢もありますが、日経平均先物を買う場合と比較して、くりっく株365の買いには①配当がつく、②取引期限がない等のメリットがあります(以下の記事ご参照)
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