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日経平均は反発で5日線も上げに転じる。調整は終了し、再度上げトレンドに回帰した可能性も

日経平均チャート 日経平均
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欧米株の上昇を手掛かりに幅広く買いが先行。

今日の日経平均は22456円で寄り付き、前日よりも200円程度高い水準でスタートしました。

その後、9時37分には22563円まで上昇。

一時300円程度高い水準まで上げる場面もありました。

しかしそこからは更に買い上げる材料に乏しく、買い一巡後は利益確定売りに押される展開に。

大引けにかけて先物主導で売られ、+154円の22416円と反発とはなったものの、日中の安値で引ける動きとなりました。

売買代金は前日よりも増加して2.5兆円台でしたが、昨日に続いて3兆円の大台は割れる形でした。

本日は引けにかけて売りに押される展開となったものの、反発となったので、昨日一旦5日線を多少割れる動きとなったのですが、今日はそれをリカバリーしてきました。

今日時点の日経平均の5日線は22290円に対して、引け値は22416円なので、同線よりも120円程度高い水準で終わる形となりました。

また、昨日時点の5日線は22283円だったので、今日は昨日よりも7円程度水準が切り上がりました。

日経平均が23382円(11/9)の高値をつけてからの動きを見ますと、11/16までは5日線を引け値が下回る動きが続いていたのですが、11/17に一旦同線を上に行った後、11/20に再度下に落ち、そして今日再度同線を上回るという動きになっています。

今日反発したことにより、昨日まで5日線は継続して下落する形となっていたのですが、本日は久しぶりに同線が上向きに転じるという形になりました。

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高値方向に動いた後、高値まで戻り切れずに、再度、21972(11/16)の安値方向に動くという可能性も一応想定される

以上のような動き方からすると、23382(11/9)の高値から21972(11/16)の安値まで下落した日経平均の調整の動きは、21972(11/16)の安値で終わり、以降は再度上げトレンドに回帰した可能性も出てきたと考えられます。

なお、ここからの動き方のパターンとして、次の2通りが想定されます。

①21972(11/16)の安値から再度上げ方向に回帰(※)して、そのまま23382(11/9)の高値を抜けてくる

②21972(11/16)の安値から再度高値方向に動いた後、23382(11/9)の高値まで戻り切れずに、再度、21972(11/16)の安値方向に動く

①、②のうち、わかりやすいのは上記①のパターンとなりますが、過去の例では②のパターンとなる可能性も考えられます。

どちらのパターンとなるかはわかりませんが、11/16の記事「11/9の高値以降続いた調整は、今日の日中安値で終わった可能性もある」で書いたように、値幅面での調整は21972(11/16)の安値で終わった可能性があると思いますので、

仮に②のパターンになったとしても22000~23000円レンジの中でのもみ合いとなるのではないかと想定します。

(※)日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うという選択肢もありますが、日経平均先物を買う場合と比較して、くりっく株365の買いには①配当がつく、②取引期限がない等のメリットがあります(以下の記事ご参照)

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