前週末の米国株の上昇を支援材料に買いが先行。
日経平均は前週末よりも80円程度高い22894円でスタートしました。
しかし、先週木曜日と金曜日の2日間の上げが急ピッチだったことあり、途中からは戻り売りに押される展開に。
10時56分には22787円と、前日比マイナスになる場面もありました。
ただ、日銀のETF買いへの思惑もあって後場にはしっかりに転じ、最終的には+127円の22938円と、日中の高値で引ける動きとなりました。
売買代金は前日よりも減少して2.3兆円台でした。
ここまで、日経平均の日中高値は11/9につけた23382円になるのですが、終値ベースの高値は11/7の22937円でした。
今日は、ザラ場高値は抜けていないのですが、引け値ベースではわずか1円ながらも、高値更新の動きとなりました。
日経平均は、23382円の高値を抜けた後は、24000円方向を目指す動きになるか
終値で高値を抜けてきた事で、引け値ベースでは1992年1月9日以来、25年11カ月ぶりの高値となりました。
12/8の記事「 メジャーSQ通過で日経平均は大幅続伸。上げトレンド再開か? 」で、
「22994(12/1)の戻り高値を抜けてくると、22119(12/6)の安値から上げの波動が再開する形になってくると思われます」
と書いたのですが、今日の日経平均の日中高値は22938円で、戻り高値は超えられずでした。
ただ、日経平均は戻り高値超えはならずでしたが、TOPIXについては12/1の戻り高値が1807に対して、今日の日中高値は1813なので、TOPIXは一足早く戻り高値更新となりました。
日経平均が引け値ベースで高値更新となり、TOPIXは12/1の戻り高値抜けとなったので、目先的に一服となるかもしれないのですが、上げトレンド再開で日経平均は年末にかけて11/9につけた23382円の高値を抜けてくる方向に動いてくると思われます。
なお、23382円の高値を抜けた後は、24000円方向を目指す動きになるのではないかと考えます。
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