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戻る兆しが見えない動きとなっているが、反転に転じる局面は近づいているのではないか

日経平均チャート 日経平均
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先週末、NYダウが9日ぶりに反発となったことをうけ、今日の日経平均は22543円で寄り付き、小高くスタートしました。

その後、9時8分に22556円まで上げたのですが、そこからは上値が重くなる展開に。

この所、相場の足を引っ張っている貿易戦争懸念なのですが、米国の対外強硬姿勢が鮮明となった事を受け、またもや投資家心理を悪化させることになりました。

引け前の14時42分に前日比で200円以上安い22312円まで下落。

その後やや戻したのですが、結局、▲178円の22338円と続落で引けるかたちとなりました。

売買代金は前日よりも減少して1.9兆円台。

このところ、2.5兆円台程度できる動きが続いてきたのですが、今日は久しぶりに2兆円割れで、商い薄の1日でした。

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日経平均は6/20の安値を維持したが、TOPIX、マザーズ指数は安値を割り込む展開に

日経平均の日中安値は22312円までだったので、6/20の22167円は割れずでした。

その一方でTOPIXは1726まで下げ、6/20の1728を下回りました。

また、今日はマザーズ指数の下落が大きく、▲3%の下落となりました。

6/20の記事「日経平均は3日ぶりに反発。早ければ今日の段階で、底打ちとなった可能性も出てきたのではないか」で、6/20の安値で早ければ底打ちとなった可能性も出てきたのではないか、と書いたのですが、今日の動きを見る限り、まだ底入れとはなっていないという形になりました。

ただ、騰落銘柄数でみますと、値上がり銘柄が298に対して、値下がり銘柄が1740で、騰落レシオ(25日)は75.13まで低下しています。

同レシオの今年に入ってからの最低は、2/14の71.8なので、レシオの水準から見ますと、かなりいい所まで下げてきている形になります。

また、6/25あたりは相場転換が起こりやすいアニバーサリーデイトになると言えます。

その他、本日大幅安で安値更新となったマザーズ指数について、2/14からの動きを見ると以下の通りで、22~24日間隔で上げと下げが反転する形になっています。

2/14 1118 ⇒ 3/16 1256 日柄23日(両端入れ):上げ

3/16 1256 ⇒ 4/17 1082 日柄22日:下げ

4/17 1082 ⇒ 5/23 1184 日柄24日:上げ

直近では、5/23の1184の戻り高値から今日の安値までの日柄は24日です。

この点からみても、現状では戻る兆しが見えない動きとなっていますが、反転に転じる局面は近づいているのではないかと考えます。

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