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日経平均はマド空けで5日続落。早々にマドを埋められるかと、200日線を維持できるかが目先の焦点

日経平均チャート 日経平均
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前日のNY市場でハイテク株が売られ、ナスダックが下落となった事や、台風21号に続き北海道で地震が発生した事などが投資家心理を悪化。

これを嫌気して、朝方から主力株中心に売りが先行。

日経平均は22458円で寄り付き、22500円割れでスタートしました。

その後、9時3分に22416円まで下げ、下げ幅は一時160円を超えました。

そこからは押し目買いが入り、やや戻す動きとなったのですが、戻りは9時31分につけた22535円までで、以降は安値圏で一進一退の動きに終始しました。

最終的には▲92円の22487円で引け、日経平均は5日続落。

売買代金は2.2兆円台で、今日も取りあえず、2兆円は超える動きとなりました。

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仮に200日線を再度割り込んでも、22150円辺りが下値ラインとなるのではないか?

本日、日経平均は22416円まで下げたのですが、22487円で引けたので、引け値で25日線(今日の時点で22503円)は割れたものの、75日線(今日の時点で22454円)、200日線(今日の時点で22412円)は何とか維持しました。

ただ、昨日の日中安値が22570円に対して、今日の同高値は22535円なので、22535~22570円でマドを空けて下げるという動きになったので、早めにこのマドを埋められるのかという点が一つポイントになります。

これを埋められず、引け値で200日線も割り込んでしまうと、再度22000円近辺を試すという展開になるのかもしれません。

しかし、今年の安値となる①20347(3/26)以降の主な安値を見ますと、②21462(7/5)、③21851(8/13)と、徐々に下値を切り上げる形となっています。

現状、①~③の3つの安値を結んだラインが22150円あたりに位置していますので、仮に下げたとしてもこの近辺が下値ラインとなるのではないかと考えます。

なお、今は反転のきっかけとなる材料待ちとなると思うのですが、この点に関して、明日発表の米国雇用統計に注目する向きもあります。

明日の雇用統計が反転のきっかけとなるかどうかはわかりませんが、取りあえず、上記で記載したマド空けの水準を早々に埋められるのかという点と、200日線を維持できるのかという点が目先の焦点になると思われます。

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