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8/30の戻り高値以降、日経平均が伸び悩む動きと対照的に、日経平均EPSは連日で過去最高値更新

日経平均チャート 日経平均
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前日のNY市場が小幅安となった流れを引き継ぎ、今日の日経平均は22663円で寄り付き、30円程度安い水準でスタート。

その後、10時32分に22692円まで上げ、前日終値と同水準まで並ぶ場面もあったのですが、買いは続かず。

米国とカナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の動向や、米中貿易摩擦の再燃などが警戒され、以降は下げを広げる展開に。

後場寄り後の12時30分に22570円まで下落しました。

そこからは安値圏で一進一退の動きとなり、結局、▲116円の22580円で引け、日中のほぼ安値で取引を終えるかたちに。

日経平均は今日下げたことで4日続落となりました。

なお、売買代金は前日よりも増加して2.2兆円台となり、3営業日ぶりに2兆円台を回復しました。

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8/24~27にかけて空けたマドを完全に埋める形となったので、次の下値メドは移動平均線が集中する22400~22500円あたり

本日、日経平均は22570円まで下げたので、8/24~27にかけて空けたマド(22602~22682円)を完全に埋め、それよりも更に下押ししました。

TOPIXも昨日の時点では、8/24~27にかけて空けたマド(1709~1715)を埋めていなかったのですが、本日、1701まで下げ、こちらも当該マドを完全に埋めるかたちになりました。

これにより、日経平均の次の下値メドは、25日線(今日の時点で22504円)や、75日線(今日の時点で22457円)、200日線(今日の時点で22410円)あたりが存在する、22400~22500円近辺という事になります。

なお、9/3の記事で書いたように、上記マドの水準を埋めずに切り返すことができれば、早期に23032(8/30)の戻り高値トライに向かう可能性もあるかと考えていました。

日経平均は続落だが、目先的には22602~22682円で空けたマドを完全に埋めずに反発してくるかがポイント
米国とカナダによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の合意が持ち越しとなり、米通商政策に対する懸念が高まった事を嫌気して、今日の日経平均は22819円で寄付き、安寄りでスタート。今日の日中高値は寄り直後につけた22820円で、以降は下げ幅...

しかし、残念ながらマド埋めとなってしまったので、切り返しとなるためには、また少し時間がかかる事になるかもしれません。

ただ、23032(8/30)で戻り高値をつけてから日経平均の動きは冴えないのですが、そうした中において、日経平均EPS(1株あたり利益)は8/30から5日連続して上昇となり、連日で過去最高値更新となっています。

なお、日経平均EPSは今日の時点で1742円なので、日経平均PERは12.96倍と、再度13倍を割っています。

日経平均PER13倍割れは、これまでのパターンからすると、割安圏の水準になりますので、仮に再度下押しする事になったとしても、下値余地はある程度限られるという事になるのではないかと考えます。

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日経平均

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