前日のNY市場で、主要3指数が上昇した流れを引き継ぎ、主力株中心に買いが先行。
日経平均は21569円で寄り付き、9時1分に21530円で日中安値をつけた後は上値追いの動きになりました。
ソニーやホンダなどが通期予想の上方修正を発表したことで、企業業績に対する警戒感が後退した他、為替が113円台まで円安方向に振れた事も追い風となり、日経平均は一段高の展開に。
最終的に+463円の21920円で終了。
日中の高値で引けるかたちとなりました。
なお、売買代金は前日よりも減少したものの、3.4兆円台と、昨日に引き続き商いは高水準。
騰落銘柄数でみても、値上がり銘柄が1654に対し、値下がり銘柄が419で、全般的には好調な1日でした。
第5波目の上昇波動が開始しているとしたら、今年つけた高値(24129円や、24448円)は超えてくる
昨日の記事で、目先底入れの可能性も、と書いたのですが、本日も昨日に引き続き、大きく上昇となりました。
また、10/24~25にかけて空けたマド(21703~21911円)を明確に埋めてくる事ができるか、という点が目先の焦点になるとも書いたのですが、本日、21920円まで上昇したことで、早くも当該水準を埋める形になりました。
先物売りの買い戻しも多いと思われるのですが、昨日、今日と商いを伴いながら大きく上げる動きになっていますので、どうやら10/26につけた20971円で底を入れた可能性がより強くなったと思われます。
このところ、やや伸び悩み気味だった日経平均EPSも、今日の段階で1739円まで上昇。
10/1につけた高値水準である1740円に、あと1円の処まで回復してきました。
なお、10月11日の記事で、24129(2018年1月23日)から第4波目の修正波動が進行中というように見方を変更したのですが、どうやら20971(2018年10月26日)で当該修正波が終了。
以降、第5波目の上昇波動に移行している可能性が高くなってきたように思われます。
【中期波動カウント】
第1波(上昇): 14864(2016年6月24日)⇒19668(2017年3月2日)
第2波(修正):19668(2017年3月2日)⇒19239(2017年9月8日)
第3波(上昇): 19239(2017年9月8日)⇒24129(2018年1月23日)
第4波(修正):24129(2018年1月23日)⇒20971(2018年10月26日)
第5波(上昇):20971(2018年10月27日)⇒現在進行中?
仮にその見方が正しければ、第5波目の上昇波動で、中期的には24129(2018年1月23日)や、24448(2018年10月2日)の高値は超えてくると考えます。