前日の米国株は上昇したものの、米政府機関の閉鎖や貿易摩擦など外部環境に対する懸念は根強く、主力株に売りが先行。
今日の日経平均は20506円で寄り付き、安い水準でスタート。
その後、9時8分に20467円まで下げました。
しかしそこから反転となり、10時9分に20620円まで上昇。
20円弱プラスになる場面もありましたが、引け値ではプラス圏を維持できず。
▲19円の20574円で終了。
日経平均は3日続落となりました。
本日も商いは盛り上がりに欠け、売買代金は1.8兆円台で、4営業日連続で2兆円割れ。
なお、日経平均はマイナスだったのですが、TOPIXは上昇。
+0.36%の上げとなりました。
もう少し、はっきりした動きが出てくるのを待つ局面
今日の日経平均は続落となったので、5日線の水準(今日の時点で20635円)をやや下回りました。
昨日の記事で5日線を割れるとダメ押しを入れる可能性も出てくると書いたのですが、TOPIXは上昇となったので、今はやや微妙な所にいるという感じかと思います。
なお、ここまでの動き方を見ますと、
18948(12/26)の安値から14日目(両端入れ)に20892(1/21)で戻り高値をつけています。
安値から20892(1/21)で戻り高値をつけるまで、比較的順調に同高値を更新する動きが続いてきたのですが、そこからやや停滞する感じの動きになっています。
20892(1/21)で戻り高値をつけてから今日で4日目(両端入れ)となります。
戻り高値をつけてから4日間、同高値を更新できないという動きは、18948(12/26)⇒20892(1/21)までの間は見られませんでした。
よって、この動き方からすると、もしかすると、20892(1/21)で既に戻り高値をつけてしまい、基調が転換しているという事になるのかもしれません。
ただ、今日、日経平均は続落で5日線割れとなりましたが、TOPIXはプラスで終わりました。
この点からすると、基調転換したとはまだ言い難い所です。
もう少し、はっきりした動きが出てくるのを待つ局面になるかと考えます。