前日の米国株市場でNYダウが続落で終わったことをうけ、日経平均は21536円で寄り付き、小幅下落でスタート。
寄り値が日中高値となり、その後は、朝方発表された日本の1月鉱工業生産が予想よりも弱い内容だったことが嫌気され、ダレる展開に。
14時ぐらいまでは100円程度安い水準の中で揉み合っていたのですが、引けにかけて下げ幅が拡大し、14時59分に21364円まで下落。
日経平均は▲171円の21385円で終了となりました。
昨日の日中値幅は100円に満たず小動きだったのですが、今日は日中高値が21536円に対して同安値が21364円で、日中値幅は172円となり、100円を超えました。
昨日、売買代金が久しぶりに2兆円超えとなったのですが、今日も2兆円の大台にのせ、前日よりも増加して2.4兆円台でした。
今週に入ってから、 上げと下げが交互に繰り返すパターンが継続中
本日、日経平均が下げたことで、5日線の水準(今日の時点で21468円)を引け値ベースで割り込む形になりました。
株価の戻り歩調に合わせて、5日線は2/13からこれまで、上昇基調にありました。
しかし、今日、5日線を割こんだことで、同線も上向きから下向きにトレンドが変わりました。
このまま5日線が低下基調をたどると、調整色がやや強くなってくるので、早期に同線を回復して再度上向きにトレンドが変わるのかが、目先的な焦点となります。
なお、今週に入ってからの動きを振り返ると、月曜日にマドを空けて上昇。
火曜日にそのマドを早々に埋めた後、水曜日に再度切り返して反発。
そこから本日、下落して終わるという形になっています。
動き的には上げと下げが交互に繰り返す形になっているので、今週に入ってからのパターンを踏襲するとしたら、明日は上げる事になります。
しかし、明日もまた下げて続落で終わると、基調的には変化の兆しがやや出てくるという事になるのかもしれません。