前日のNY市場は、ハイテク株中心に上昇。
その流れを引き継ぎ、朝方は半導体製造装置や電子部品関連への買いが先行し、日経平均は21373円で寄り付き、100円程度高い水準でスタートしました。
その後、9時6分に21404円まで上昇し、5/20につけた21430円に近い水準まで上げる場面もありました。
しかし、そこからは利益確定売りに押されて上げ幅を縮小する展開に。
大引け前の14時53分には21266円まで下落し、前日比でマイナス圏内に落ちました。
ただ、大引けにかけて多少戻して+10円の21283円で終了する動きとなりました。
売買代金は前日よりも減少して2.0兆円台でした。
22362(4/24)から始まった調整が、20751(5/14)で終わったかどうか、現状ではまだ微妙なところ
今日は、日経平均は何とかプラスを維持して終了しましたが、TOPIXはマイナスで終了。
日足の形状では、日経平均は5日線を維持したものの、TOPIXは同線を下回りました。
昨日のNY市場は上げて終わったので、それに追随する動きになるかと思いましたが、全般的に今日は今一つの展開でした。
このため、22362(4/24)から始まった調整が、20751(5/14)で終わったかどうか、現状ではまだ微妙なところです。
なお、日経平均は昨年12月26日に18948円の安値をつけてから戻り方向にあるのですが、その波動を整理すると、次の通りになると見ています。
a波(上げ):18948(12/26)⇒22362(4/24)+3414円
b波(下げ):22362(4/24)⇒現在進行中
b波の下げが20751(5/14)で終わったかどうか、まだ微妙なところなのですが、b波の下げが終わればc波の上げに転換。
c波の上げで22362(4/24)の戻り高値は抜けてくると想定しています。
なお、2/19の記事を書いた段階では、2019年は6月ぐらいまで高く、以降、年後半に向けて安いという動き方を想定していたのですが、b波の終了時期がずれている(当初は4月あたりでb波が終了すると見ていた)ので、高値をつけるタイミングは、2019年6月から1~2か月程度ずれて、2019年7~8月あたりになるのではないかと現状では考えております。