今日の日経平均は21180円で寄り付き、前日よりも100円程度安い水準でスタート。
9時36分に21209円まで戻した後は再び弱い動きとなり、時間外取引で米株価指数先物が下落し、中国・上海総合指数も続落するなど軟調な動きとなったことを受け、10時40分には200円以上安い21072円まで下落しました。
後場に入り、押し目を拾う動きなどから、下げ幅を縮小する場面もみられましたが、買いの勢いは続かず、戻りは限定的。
で、引けは▲132円の21151円で反落となりました。
売買代金は前日と同程度の2.0兆円台でした。
なお、本日の騰落銘柄数は値上がり783銘柄に対して、値下がりが1258銘柄。
5月20日から値上がり銘柄よりも値下がり銘柄が多い状況が続いているのですが、今日もその傾向は変わらずでした。
今日はマドを空けて下落し、5日線も割り込む
昨日まで日経平均は5日線の水準(今日の時点で21251円)を維持してきたのですが、今日は同線割れとなりました。
また、昨日の日中安値が21266円に対して、今日の同高値が21209円なので、50円程度マドを空けて下げるという動きになりました。
そして、夜間市場に入ってから日経平均先物は下げており、一時20910円をつける所まで下げています。
このような動きからしますと、ここから日経平均は、5/14につけた安値20751円を再度試す展開になるように思われます。
なお、直近の戻り高値22362(4/24)から20751(5/14)まで、日柄でいうと9日間(両端入れ)下げています。
その後、20751(5/14)から21430(5/20)まで、日柄でいうと5日間戻した後、再び下落するという動きになっています。
仮に、22362(4/24)から20751(5/14)まで下げた日柄(9日間)と同程度の期間を21430(5/20)から下げるという形になると、今度安値をつけるタイミングとしては5/31(金)辺りが考えられるという事になります。