昨日のNY市場は、独立記念日の祝日で休場。
手掛かり材料難のなか、今日の日経平均は21703円で寄り付き、前日終値とほぼ同値スタートとなりました。
今日は、週末要因に加え、今晩に米6月雇用統計の発表を控えて総じて様子見気分が強く、前日終値近辺でもみ合う場面が目立ちました。
しかし、引けにかけて上値を切り上げるかたちになり、最後は+43円の21746円で終了。
日経平均は小幅ながらも続伸となりました。
なお、今日は日中高値が21746円に対して、同安値が21647円だったので、日中値幅は100円に満たず。
売買代金も1.5兆円台で、昨日に続き、動意に乏しい1日でした。
強気で見て行くというスタンスにまだ変更はなし
今週は、7/1(月曜日)に454円高となり、大きく動いたのですが、それ以降は動きに乏しく、ほぼ横ばいでした。
なお、日経平均の動きを日足ベースの一目均衡表でみますと、7/1の大幅高で遅行線が明確に陽転するとともに、雲の上限も超えてきているので、7/1の段階で強気シグナルが灯る形になっています。
それに対して週足ベースでは、遅行線は陽転入りしていますが、雲の上限は明確に上に行くという形にはなっていません。
今日の時点で、雲の上限は21698円に位置しているので、それを明確に上回る為にはもう少し上値を伸ばしてくる必要があります。
なお、週足ベースの雲の上限の近くには200日線(今日の時点で21611円)もあります。
よって、今いる21700円近辺はチャート上の一つの節目となっているので、今週に入ってから動きが停滞している、という事になるのかもしれません。
その他、移動平均線の動きを見ますと、25日線は75日線よりも下に位置しているのですが、両線はともに上向きで、両線のかい離は徐々に縮まる傾向にあります。
25日線と75日線のかい離は、昨日は280円で、今日は240円となっているので、このままのペースでいくと、再来週あたりにゴールデンクロスが示現する形になります。
25日線と75日線がともに上向きの中で示現するゴールデンクロスは強気サインとなるので、はっきりと強いという動きになかなかなりませんが、強気で見て行くというスタンスにまだ変更はないという事になります。
◆日経平均が上がると考えた場合、日経平均先物を買うよりも、くりっく株365を買った方が、取引期限がない、配当がつく等といった面で利点があります。