前日の米国株市場は小反発で、これをうけて今日の日経平均は22014円で寄り付き、小幅高で取引を開始。
寄り直後に22027円まで上げましたが、昨日の日中高値22041円は超えられずに下落に転じ、12時46分に21942円まで値を下げました。
その後は安値圏での動きとなり、▲40円の21960円で取引を終了。
日経平均の連騰は10日で止まり、11日ぶりに小幅下落となりました。
今日は今晩にFOMCの結果発表を控えていることもあり、日中値幅は100円に満たず、様子見ムードが強い1日でした。
なお、売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
今晩のFOMCの結果をうけて、明日以降、マーケットがどう動いてくるのか
本日下落となったことで、日経平均の連騰は10日で止まりました。
なお、日経平均のここまでの動きを振り返えってみると、20110(8/6)で安値をつけてから1ヶ月程度揉み合った後、上昇を開始。
22000円の大台にのせるところまで連続して上昇し、昨日22041円で戻り高値をつけました。
その後、本日下げとなるころで、連騰が止まるというかたちになっています。
なお、8/30の記事で、20782(8/9)の戻り高値を超えてくると、短期的には急伸する可能性もある、と書いたのですが、その記事を書いた時点では、正直、ここまで上値を伸ばしてくるとは想像していませんでした。
ここまで短期間で上げてきたのは正直想定外だったのですが、ここからどう動くのか、という点が短期的な焦点になると思います。
仮にここから徐々に上値の伸びが鈍化してくるかたちになると、10月以降の相場は要注意ということになるのかもしれません。
一方で、今後も上値追いの勢いが止まらず、明日以降も更に上値を伸ばすというかたちになると、昨日の記事で書いた、10月に入ると急落が起きる可能性もあるという見方の実現性はやや低くなってくると思われます。
ここから更に上値追いの動きとなるのか、それとも、ここら辺りが戻り限界となってくるのか?
とりあえず、今晩のFOMCの結果をうけて、明日以降のマーケットがどう動いてくるのかが、目先、注目されるところになるのかと考えます。